ゆうの人生山あり谷あり

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【鬱】仕事が辛い、体調不良…。もしかして燃え尽き症候群じゃない?

こんにちわ!ゆうです(^ω^)

いきなりですが、私の働く上でのポリシーは、

 

【何事にも一生懸命】

 

です。教えてもらったことをメモすることはもちろん

私は接客業に務めたのですが

2回目の出勤からは、

卓の番号やメニューを完璧に覚え毎日自分ひとりで出来るように一生懸命勉強しました。

ファミレスではなく、ちゃんとしたコース料理を出すレストランだったため、

料理の運び方から、皿を下げるタイミングなど、

独り立ちするまで辛くて何度も挫けそうになりました…汗

 

そして、その後、私を待ち受けていたものは

 

燃え尽き症候群でした。

 

 

燃え尽き症候群とは?

 

燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん)、バーンアウトBurnout)とは、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満。あるいは、努力の結果、目標を達成したあとに生じる虚脱感を指す場合にも用いられる 。(wikipedia引用)

 

何か新しいことに挑戦したり、目標や期待に向かって努力をした結果、思うような成果を得ることが出来ず、その結果やる気や元気がなくなってしまう状態のことを燃え尽き症候群と呼びます。

わかりやすい例としては、よーいドン!でスタートラインからゴールまで一生懸命走りだすとします。

途中、息が苦しくなり、動悸もしてきて歩きたくなるでしょう。

諦めずに、目の前のゴールに向かって走り続け、一番でゴールをすることが出来たら、人は達成感や高揚感に包まれることでしょう。

正に自分を出し切った!

という状況です。

 

しかし、ゴールをしたとしても最下位だったとしたら…。

応援してくれた友人に、全然だめじゃん。

と言われたら…。

 

人が動くためには、体力はもちろん心のエネルギーも必須です。

心のエネルギーを消費して頑張った結果、【無意味だった・承認欲求が満たされたかった】そう思った時、心身ともに無気力になってしまいます。

正に、燃え尽きたように真っ白になってしまうという状況です。

 

燃え尽き症候群の症状は?

まず精神的な症状としては、

  1. 同僚や上司と話をしたくなくなる。
  2. ボーっとしてしまう。機敏な反応が出来なくなる。
  3. 家に帰りたいと何度も思ってしまう。
  4. 作り笑いをして殻にこもってしまう。
  5. 他人に興味がなくなる。(コミュニケーションが億劫になる。)
  6. いつでも泣ける。(思い出し泣きしてしまう。)

等です。身体的な症状としては、

  1. 出勤前や出勤後、頭痛や吐き気がしてくる。
  2. 下痢をしてしまう。
  3. 体が重い、倦怠感が強い。
  4. 過食やアルコールの量が増える。
  5. 眠れなくなる。(寝たら明日が来てしまうという強迫概念にかられる。)
  6. 金遣いが荒くなる。
  7. 泣いてしまう。

等です。ここに記載した症状は出やすい症状をまとめたもので、イライラしやすくなったり、めまいがしたりと、症状は多岐にわたります。

なんとなく体調が悪いな、という症状が続き、精神状態も落ち込んでいる場合、自分自身の精神の摩耗を疑ってみてください。

 

燃え尽き症候群を発症しやすい特徴

職場の特徴

燃え尽き症候群に陥りやすい職場としては、

  • サービス業
  • 飲食業
  • 医療・福祉関係

があげられます。

全てに共通することは、

 

人と人の関わり合いが生じる

個人への責任感が問われる

 

ということです。

医療・福祉関係の仕事は直接的に人の命が関わる業務も多く含まれるため、各々の責任を問われることは容易に想像することが出来ると思います。

サービス・飲食業も、近頃では食べログホットペッパーなど、

誰でもお店を評価し世界に発信できる時代となった背景から、

クレームへの対策が厳しいものとなってきました。

 

人を喜ばせるということや、何かハプニングがあった際も、好印象へ転換させるためには、かなりの神経を使って人とコミュニケーションをとる必要があります。

しかし、混雑具合によっては、上手く対応することが出来ず、一生懸命やっていたとしても不本意な評価を受けやすくなってしまいます。

お店の不都合や問題は、お客様には関係ありません。容赦なく平等に評価されていきます。

その結果、自分自身の心と体がどんどん摩耗していき、その先に燃え尽き症候群となってしまい易いという状況が待ち受けています。

人の特徴

燃え尽き症候群に陥りやすい人の特徴としては、

  1. 完璧主義者である。その傾向がある。
  2. 潔癖である。物や場所はキレイに使えないとイライラしてしまう。
  3. 手を抜くという行為を自分に許せない。手の抜き方がわからない。
  4. まじめな性格の人。A型の人。
  5. 社員でもアルバイトでも立場に関係なく責任感を持っている。
  6. 全てを報告しないと不安になる。自信を持つまでに時間がかかる。
  7. 周りに頼れる人がいない。相談できない。
  8. 職場や上司のためにサービス残業・無料奉仕をしてしまう。
  9. 自分の体調不良や決まった休みよりも、お店の営業状況を優先してしまう。(常にお店のことを考えている。)
  10. 頻繁に勤務先の夢を見る。
  11. 無理をしている自覚がない。

等です。この中の事柄には実際に自分の状況も交えて記載しています。

自分で言うのも恥ずかしいですが、仕事に対してはかなりストイックに従事して来ました。

同じアルバイトの方たちは、空いた時間が出来てしまった場合は、同じところをループし、掃除しながら雑談を楽しんでいましたが、私の中では

「やることがないなら上がればいいのに。やることがないなら聞けばいいのに」

とイライラすることが多かったです。

「バイトなんだし、時給が貰えるまで適当に仕事をしたふりしていればいいじゃん」

そのような勤務態度の人が多く、不満でした。

自分は周りよりも頑張っている、周りには負けたくないという思いが強かったです。

私が一番最後に入ったけれど、務めて3カ月で周りの同僚を抜いてバイトリーダーにもなりました。

しかし、この結果は決して代償なしでの結果ではなかったのです。

心は摩耗し切ってしまっていたのです。

 

まとめると、

やる気があり、責任感が強い人ほど燃え尽き症候群に陥りやすいということです。

そして、責任感が問われる職場だと更に症状が出やすい状況となるわけです。

 

対処方法

自分が燃え尽き症候群じゃないか?

と感じた場合とってもらいたい方法があります。

上司に相談する。休みを取る。

まず第一に、信頼できる上司に相談してみてください。

上司は少なからず、勤務先での勤務歴や経験を自分よりも多く積んでいるはずです。

いまの打開策を教えてもらえる可能性があります。

また、状況によってはお休みの調整をしてもらえますので、我慢せずに打ち明けてみてください。

仕事を辞める。転職する。

元からの性格の真面目さが起因している場合は、職場を変えることで、症状が出にくい状態を作ることも必要です。

しかし、真面目さ故、そのような理由で転職なんて…と思う方は、こういう逃げ道もあるということを頭に入れておいてほしいです。

今の職場に貴方を縛り付ける権利はないのです。

趣味を見つけたり、旅行に行く

仕事に一生懸命なあなただから、きっと好きなゲームや漫画に没頭することを忘れていませんか?

休みの日も仕事のことを考えすぎるのは心に負担となります。

いっそのこと、旅行に出たり、一日心の休養に使うことも大切です。

 

家族や信頼できる人に相談する。心療内科や心のケアサービスを利用してみる。

悩みや辛さを周りに話すだけでも気持ちが楽になります。

信頼できる家族や友人に、思い切って打ち明けてみてください。

もしかしたら、家族や友人も同じような悩みで苦しんでいるかもしれません。

話さなくては、自分の気持ちは周りには伝わりません。

話が上手く繋がらなくとも、話すということが大切なのです。

もし周りに、信頼できる友人がいない場合は、医療機関や心のケアをしてくれるサービスを利用することも有効です。

まずは、自分の心を少しでも解放出来るよう動いてみてください。

新しい資格にチャレンジする。

真面目が故、休むことや仕事を人に任せることに大きな不安が生じ、ゆっくりと出来ない場合もあります。

その際は、ステップアップと称して、興味のある資格を探してみてはどうですか?

新しいことへの挑戦はワクワクしますよね。

そして、自分への自信にも繋がります。

休むことへの恐怖がある際は、新しい資格を探しながら気分転換をしてみてください。

 

 

 

最後に伝えたいこと…

自分の心の疲労を気づくことが出来た今この瞬間を喜んでください。

私はとても嬉しいです。

自分に、頑張ったね、偉かったね、と言ってあげてください。

人を動かす原動力は心です。

でも心は理性で押しつけることが出来ます。

無理やりに体を動かすことが出来ます。

心を酷使した結果、人は虚無感に包まれ、何もやる気が出なくなってしまうのです。

自分が死んだって世界は何も変わらない。

誰も悲しまない。

そんな悲しい考えに囚われるようになってしまうのです。

燃え尽き症候群は鬱の一種です。名前を付ければ鬱であり、もっと細かく名前を付けると燃え尽き症候群と呼ばれているだけのことなのです。

自分を責めないでください、恥じないでください。

体は眠ることで回復するように、心だって疲れたら休息が必要なのです。

考えることが、心を働かせているということなのです。

大丈夫、あなたは独りじゃないです。

このページに辿りついてくれてありがとうございます。

今日、今この瞬間、自分の心とゆっくり向き合う時間を作ってみてください。